臍帯血移植 200503

		口出血
		03/09 (Wed)

　脈１３０～１４０、熱３７度４分。CRPは９と１１。２回血液検査をしたらしい。２回の理由は特にないらしい。抗生剤のタゾシン開始。また、血液中にリンが多く出ることが時々有り、抗けいれん剤のリボトリールの副作用で腎機能低下が原因と考えられる。治療薬を開始、名称はアルミゲル。

　出血は今日も口内。上前歯裏側が、かなりの量の出血。鼻や気管、更に胃の方にも血が回っているようで、気管は呼吸数(１７→２０)を上げて対応。しかし、胃に回った分が中で固まり、ミルク残量の吸引時に鼻からの管の中に詰まってしまった。交換用のチューブが病棟にないらしく、病院中を探すことに。面会終了時にはまだ見つからず、ミルクはお預け。血小板は、半分の量で輸血。

		出血止まる
		03/10 (Thu)

　脈１０５～１３０、熱３６度７分。血液データは不明。出血は止まった。鼻のチューブも見つかったようで交換されていた。赤血球の輸血有り。

		口が少し出血
		03/11 (Fri)

　脈は１１０～１３５、熱は３６度７分～３６度９分。CRPの数値は不明だが、下がっている模様。血小板は１万しかなく、午後４時より輸血。出血は上歯茎裏から少し出ていたが、輸血１時間後の口からあふれてきた唾液には、血がほとんど混じっていなかった。吸引では、口・鼻・気管全てに血が混じるが、輸血前の口の出血の分という感じ？

		今日は鼻血
		03/12 (Sat)

　脈１０５～１２０、熱３６度７分。データは不明。ここ２～３日主治医・担当医の説明がない。

　今日の出血は鼻血。左鼻の入口付近を綿棒できれいにしてたら出血。かなり粘膜が弱っている。昨日血小板を輸血しているので、止まると思うが・・・。

		トランサミン
		03/13 (Sun)

　脈は１４０→１１０→１３５、熱は３６度９分→３７度１分。データは不明。鼻の出血は続き、更に口も出血。昨晩は赤血球、今日は血小板の輸血をした。よくわからないのが、今日から服用することになったトランサミン。効能は血を固める働きを助ける。なぜ今ごろなのか？

		出血はほとんどなし
		03/14 (Mon)

　脈は１２０～１４０、熱は３７度３分。データ不明、説明もなし(５日目)。出血はほとんどなし。顔がちょっと腫れぼったい。むくんでいるのか腫れているのかはわからない。昨日までの出血分を補充するため、赤血球の輸血があった。

		抗生剤変更
		03/15 (Tue)

　脈は１１５～１４０、熱は３７度６分。血液検査はなし。昨日のCRPは７、その前の検査では８。下げ止まった感じなのと、気管の喀痰培養でMRSAが出たことから、抗生剤のタゾシンが今日からタゴシッドに変更された。出血は今日もほとんどなし。トランサミンに関しては、「そんなに強い薬でないのと、止血の効果も血液内科的には期待できないので、今まで検討もしなかった。今の歯肉の状態に少しでも効果があればということで、今回試しに使ってみました。」説明された。

		熱が下がった
		03/16 (Wed)

　脈１２０～１４０、熱３６度５分。CRPは８で小康状態。出血は口から少々。血小板(今日１万)の輸血、鼻チューブ・カニューレの交換があった。